International NEET、お遍路で学んだ5つの事。
お久しぶりです。
1週間お遍路に行ってきました。
とは言っても一般的に知られている四国本土でやるものではなく、小豆島でやりました。
【概要】
場所:小豆島(香川県)
距離:140km
距離的には四国本土でやるお遍路の1/10程度ですが、
て感じでかなりきつかったです。
(とにかく山が多かった)
荷物が重すぎたというのもありますが、3日目で僕は一旦リタイアを決断したくらいきつかったです...
さて、今回の経験から学んだ5つのこと。
1. 迷う前にポールを見よ
2. 無知は恐ろしい
3. 創造を楽しめ
4. 郷に入っては郷に従え
5. イノシシの決断
1. 迷う前にポールを見よ
お遍路道には色んなところにこのような矢印があります。
だいたいは左の写真のようにポールにシールがついていることが多いです。
お遍路以外の何かに意識をとらわれていると、この矢印を見逃してしまうことがあります。
旅をするときは、自分を導いてくれるものに気づくことが大切。
人生もそうだよな...
とか思い、この本を思い出しました。
Amazon.co.jp: アルケミスト―夢を旅した少年 (角川文庫―角川文庫ソフィア): パウロ コエーリョ, Paulo Coelho, 山川 紘矢, 山川 亜希子: 本
2. 無知は恐ろしい
先述のように、僕は3日目でリタイアを決意しました。
でも、翌朝ちょっとトイレまで歩いた時、
と思ったのと、一緒に行った仲間がやってみようともう一度声をかけてくれたのがきっかけで、もう一度歩いてみようと思いました。
しかし、歩き始めて5分もすると痛みが強くなってきて絶望。
いつやめるって言いだそうか考えていると、ちょうどそこに薬局が。
薬なんか効かない痛さなんだよ!と思っていたけど、勧められるのでロキソニン(人生初)を購入。
キ、キクー!!!
この薬を知らなければ、僕がお遍路をやりきることはなかった。
無知は怖い。
そして、ロキソニンのような薬があることを教えてくれる、素晴らしい仲間を持つことの大切さにも気づきました。
3. 創造を楽しめ
5日目が終わり、ゴールも少し見えてきたということでスーパーで買ったご飯で宴会。
「Akadama」というワインを買いました。
しっかしこれ、すごく
甘すぎて残しました。
次の日調べると、Akadamaはジュースで割ったり、お菓子作りに使うと美味しいということが発覚!
ここでも無知の怖さを体感するとともに、創造の大切さを実感しました。
加工貿易で発展してきた日本人の魂に誇りを持ち、常に新しいものを生み出して行きたく思っている次第であります。
4. 郷に入っては郷に従え
普段はperfect主義のGoogle先生。
でもここは小豆島、Google mapsにもちょいちょい不手際が伺えました。
ここで一番信用出来たのは、やはりお遍路道にある矢印。
先端技術に頼るのもいいですが、こういうところでは郷に従い先人の知恵に頼るのも必要だと感じました。
5. イノシシの決断
数十年前まで、小豆島にイノシシはいなかったそうです。
しかし、食べるものがなくなったとき、四国本島から小豆島まで泳いで渡ってきたそう。
泳ぐのを決意した時、それは彼にとって死を覚悟したことになるでしょう。
お遍路も、死の覚悟を持って臨み、満願した暁には新しい自分に生まれ変わっていると言います。
こういった大きな覚悟をした時にのみ、変化を経て、新しい自分に出会えるのだと思いました。
以上のように、色んなことを感じることができた旅でした。
小豆島自体もすごくいい島で沢山紹介したい!
けど全部紹介しきれないので、こちらの小豆島ふるさと村のページ見てみてください。
僕たちのことも掲載されています。
インターナショナルニートとして、ほぼ最後の活動となったお遍路。
今回学んだことを実践として活かせるよう、今後頑張りたいと思います。
一緒に行ってくれた仲間、小豆島で出会った全ての心温かい人たち、ありがとうございました!